体験記

体外受精スタート——卵巣刺激と採卵スケジュールのこと

体外受精に進むことが決まり、まず最初に取り組むのが卵巣刺激です。卵子をたくさん育てて採卵するための準備ですが、当時のわたしにはまったく知識がなく、先生の説明を聞きながら「とにかくたくさん採れたらいい」と思っていました。

卵巣刺激とは——低・中・高刺激の違い

体外受精では、自然周期では1個しか育たない卵胞を、注射などで複数育てて採卵します。この刺激の強さに応じて低刺激・中刺激・高刺激の3種類があり、どれを選ぶかは年齢・卵巣の状態・身体への負担などを考慮して先生と相談して決めます。

📝 刺激の種類まとめ

  • 低刺激:薬の量が少なく身体への負担が小さい。採れる卵子は少なめ
  • 中刺激:低と高の中間。バランスを取りながら複数の卵子を目指す
  • 高刺激:薬の量が多くたくさんの卵子を育てる。身体への負担は大きめ

先生との話し合い——「中刺激」を選んだ

先生から各刺激の内容について説明を受け、わたしの場合は中刺激が提案されました。年齢や卵巣の状態を踏まえて、身体への負担と採卵数のバランスを取るという判断でした。

正直なところ、当時のわたしは「とにかくたくさん採れたら妊娠できる確率が上がるんじゃないか」と思っていました。でも採卵数が多ければいいわけではなく、質のいい卵子が育つかどうかがポイントだと、あとから少しずつわかってきました。

💬 MEGUの当時の気持ち

「いっぱい取れたらいい」という気持ちで始めました。知識がないまま治療に入るのは不安もありましたが、先生を信頼してお任せするしかない、という感じでした。今思えば、もう少し事前に調べておけばよかったかも。

注射はクリニックで——予約不要、空いている時間に行けばOK

卵巣刺激の注射は、クリニックに通って打ってもらう方式でした。ただ、予約は不要で、クリニックが開いている時間であればいつ行ってもよかったです。

わたしは仕事をしていたので、仕事の前に寄って打ってもらうスケジュールで調整していました。朝イチでクリニックに行って注射を打ち、そのまま仕事へ。慌ただしかったけど、何とか両立できました。

「予約しなくていい」という気軽さは、仕事をしながら通院するうえでかなりありがたかったです。その日の仕事の都合に合わせて時間を選べるので、融通が利きました。

💬 MEGUのリアル

採卵日を先に決めて、そこから逆算して注射のスケジュールが組まれる感じでした。予約なしで空いた時間に行けるのは助かりましたが、仕事と採卵日を合わせる調整は地味に大変。治療期間中はカレンダーが注射と診察の予定でいっぱいになります。

採卵日はどうやって決まる?

採卵の日程は、卵胞の育ち具合を超音波で確認しながら決めていきます。「今日の状態だと、〇日後に採卵できそうです」という感じで、直前まで確定しないことも。

採卵日に合わせて、前日や当日の過ごし方・仕事の休み方も準備が必要でした。採卵当日は麻酔を使う場合もあるため、仕事は休みを取ることになります。

📝 採卵当日の一般的な流れ

  • 朝から絶食で来院
  • 静脈麻酔(または局所麻酔)をして採卵
  • 処置時間は15〜30分ほど
  • 麻酔が覚めたら帰宅(車の運転は不可)
  • 当日〜翌日は安静に過ごす

採卵、どうだったか

実際の採卵の感覚や結果については、次の記事で書きます。卵管造影検査と比べると……という話も含めて。

前の記事:体外受精を決めた日

次の記事:採卵当日のこと——麻酔の選択と、怖くても覚悟を決めた話