移植当日——痛みはほぼなし、もう妊娠したと思い込んでいた
いよいよ移植当日。採卵のあの痛みを経験していたので、「また辛いのか……」と構えていました。でも移植は、採卵とはまるで違いました。
移植は午後から
移植の予約は午後でした。採卵は朝一番でしたが、移植は午後の予約。クリニックによって時間帯は異なると思いますが、わたしの場合はゆっくりめの時間でした。
移植当日の流れは、基本的に採卵のときと同じです。番号札をもらい、着替えて、ベッドで待って、手術台へ案内されます。
培養士さんによる本人確認
移植前に印象的だったのが、培養士さんによる本人確認でした。名前などを確認してから、培養士さんが胚を先生に手渡す。「この胚が本当にわたしのものか」をきちんと確かめてから移植が始まる流れです。
当たり前のことかもしれないけど、その丁寧さに「大切に扱ってもらっているんだ」とじんとしました。
💬 MEGUの感想
培養士さんが名前を確認して、先生に渡す瞬間——「これがわたしの卵だ」と実感しました。小さくても、大切な命になるかもしれない。感情が溢れそうになりました。
痛みはほとんどなかった
移植自体は、採卵と比べるとほとんど痛みがありませんでした。子宮口からカテーテルを入れて胚を戻す処置で、時間も短い。「もう終わったの?」というくらいあっさりでした。
採卵があれほど大変だったので、「移植もきついのかな」と思っていましたが、拍子抜けするほど楽でした。
もう妊娠したと思い込んでいた
移植が終わった瞬間から、わたしの気持ちはもう先に進んでいました。「妊娠した」と確信していたんです。根拠はないけど、良好グレードの胚を2個戻したのだから、きっと大丈夫——そう思い込んでいました。
頭の中はすでに双子のお母さんになる気満々。SNSで「双子 出産」「双子育児」を検索しまくって、双子ベビーカーや双子の育て方まで調べていました。
💬 MEGUの正直な気持ち
今思えばちょっと前のめりすぎたかな、と思います。でもあのときは本気で「もう妊娠してる」と信じていた。それくらい、移植後って気持ちが高ぶるんです。判定日まで気持ちをフラットに保つのって、本当に難しいことだと思います。
移植後の生活——「卵が落ちちゃう」が心配で
移植後は、日常生活でとにかく気を使いました。「走ったら卵が落ちちゃうかな」「踏ん張ったら卵が落ちちゃうかな」——医学的には根拠のない心配だとわかっていても、どうしても気になってしまいます。
介護の仕事は続けていましたが、力のいる動作はなるべく控えめに。重いものを持つときも、いつもより慎重にしていました。「万が一」を思うと、できることは全部やりたかったんです。
📝 移植後の生活について
医学的には、移植後に激しい運動や踏ん張りで胚が「落ちる」ことはないとされています。ただ、着床率を上げるために身体を温める・ストレスを避けるなどは有効とも言われています。不安なことは主治医に確認するのが一番です。
判定日まで——長い長い2週間
移植から判定日まで、約2週間待ちます。この2週間が、治療の中で一番長く感じる時間かもしれません。気持ちはすでに「妊娠した後」にいるのに、結果はまだわからない。その矛盾した時間を過ごしながら、判定日を待ちました。
判定の結果については、次の記事で書きます。