体験記

2回目の採卵——3個採れた日のこと【体験談】

1回目の体外受精は陰性。それでも諦めきれなくて、葉酸サプリと妊活鍼灸を始めながら迎えた2回目の採卵。今回は、前回とはいろいろなことが大きく違いました。

つらかったこと、うれしかったこと、両方を正直にお伝えします。これから2回目の採卵を控えている方の、少しでも参考になればうれしいです。

1. 採卵前の自己注射が、とにかくきつかった

2回目の採卵に向けて、まず待っていたのが連日の自己注射でした。卵を育てるための薬を、自分でお腹に打っていきます。

これが、本当にきつかったんです。1回打つだけでも勇気がいるのに、それを毎日続けるとなると、気持ちの面でも体の面でもこたえました。「またやるのか…」という気持ちが、毎日少しずつ積み重なっていく感じでした。

💬 MEGUの体感メモ

打つ前は毎回「えいっ」と気合いを入れて。チクッとする痛みもですが、「今日も自分で打たなきゃ」という気持ちのほうが正直つらかったです。それでも「この注射が卵を育ててくれている」と思って、自分を励ましながら続けました。

つらいときに支えになったのは、「これは意味のある痛みなんだ」と思えたことでした。1回目を経験しているぶん、この注射の先に採卵があることが分かっている。だからこそ、なんとか乗り越えられた気がします。

2. 今回は「麻酔あり」を選んだ

1回目の採卵では、局所麻酔で挑みました。けれど、あの痛みは今でも忘れられません。「あの痛みをもう一度」と考えると、どうしても体がこわばってしまって。

だから今回は、麻酔ありの採卵を選びました。先生に相談して、しっかり眠った状態で受けられるようにしてもらったんです。

結果から言うと、この選択は私にとって大正解でした。採卵そのものの記憶はほとんどなく、気づいたら終わっていた、という感覚。そして何より、術後の痛みもあまりなかったんです。1回目のときは終わったあともしばらくつらかったのに、今回は体への負担がぐっと軽く感じられました。

📝 麻酔の選び方について

採卵時の麻酔は、クリニックによって「局所麻酔」「静脈麻酔(眠る麻酔)」などの選択肢があります。卵の数や体質、その日の状態によって向き不向きもあるので、痛みが不安な方は早めに先生に相談してみてください。私の場合は1回目の経験を正直に伝えたことで、今回は無理なく受けられました。

3. 結果——3個採れた!

そして迎えた、採卵後の診察。先生から告げられた個数を聞いて、わたしは思わず聞き返してしまいました。

なんと、3個も採れていたんです。

1回目の採卵では、あれだけ頑張ったのに採れた卵はたった1個でした。だからこそ、今回の「3個」という数字が、信じられないくらいうれしかった。診察室で、思わず泣きそうになりました。

💬 3個と聞いた瞬間の気持ち

「1個」と言われた前回を覚えているぶん、「3個」という言葉が頭に入ってくるまで少し時間がかかりました。うれしさと驚きと、ほっとした気持ちと。あの連日の自己注射も、麻酔の前の緊張も、ぜんぶ報われたような気がして。大きな前進でした。

もちろん、採れた数がそのまま妊娠につながるわけではないことは分かっています。それでも、1個から3個へ。この変化は、わたしにとって確かな希望でした。

4. 鍼灸やサプリの効果も、あったのかもしれない

1回目と2回目の間に、わたしが続けてきたことがあります。葉酸サプリと、妊活鍼灸です。

正直に言うと、採卵数が増えた理由が何だったのか、本当のところは分かりません。体の状態はそのときどきで変わりますし、医学的に「鍼灸やサプリのおかげで卵が増えた」と言い切れるものではないと思っています。

それでも——「続けてきてよかった」と、心から思えました。冷えが和らいだり、気持ちが少し落ち着いたり。そういう積み重ねが、もしかしたら今回の結果に少しだけつながったのかもしれない。そう思えるだけで、これまでの時間が報われた気がするんです。

📝 効果については慎重に

鍼灸やサプリと採卵結果の因果関係は、科学的にはっきり証明されているわけではありません。ここに書いたのはあくまで個人の感想です。同じことをすれば誰もが同じ結果になるとは限らないので、その点はご理解いただけたらと思います。それでも「自分でできることをやった」という実感は、わたしの心の支えになりました。

5. まとめ——続けることで見えた景色

1回目と2回目、同じ「採卵」でも、わたしにとってはまったく違う体験でした。

不妊治療は、思うようにいかないことばかりです。1回目がうまくいかなくて、心が折れそうになることもありました。それでも、諦めずに続けてみたことで、今回こうして前向きな結果を受け取ることができました。

これからは、採れた卵の受精確認、そして移植へと進んでいきます。まだ道のりは続きますが、3個という数字を胸に、また一歩ずつ歩いていきたいと思います。

もし今、同じように2回目の採卵を控えている方がいたら、伝えたいです。1回目と同じになるとは限らない。だから、どうか希望を持って。あなたの頑張りが、いい結果につながりますように。

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